「単身パック」とは、決まったサイズのコンテナボックスに荷物を積んでパッキングする、単身者向けの引越しサービスのことです。通常の引越しプランより料金が低く設定されており、費用を抑えて引越したい単身者に支持されています。
しかし、コンテナボックスに荷物が積み切れず、むしろ割高の引越しになってしまったというトラブルもしばしば起こるようです。
単身パックを依頼したい場合は、自身の荷物量に対応したサービスかどうかを事前にしっかり確認することが大切です。
「単身パック」と通常の引越しの違い
「単身パック」と通常の引越しには、大きく分けて3つの違いがあります。
積める量
コンテナボックスの大きさは業者によって異なりますが、幅105cm・奥105cm・高さ175cmくらいのサイズと決められています。このサイズのボックスの積載量は、引越し会社に依頼する場合の最も小さいチャーター車両である「軽トラック」1台よりも少ないです。
荷物をこちらに積みきれなかった場合、コンテナボックスを有料で追加したり、別途サービスで送る必要が出てきます。その為、荷物が少量でない方や、家具家電などを運びたい方は、荷物を積み切れずない可能性が高くなっています。ったり、コンテナボックスを有料で追加する必要があります。
積み日と卸し日
長距離引越しなど除く普通の引越は、現住居から荷物を積んだその日に新居に荷物を卸します。
一方単身パックは、コンテナを荷物として扱うため、集荷後、別日に配達されます。
資材の提供
引越し時の荷造りに必要な資材として、ダンボールや布団袋、ハンガーボックスなどがあります。
普通の引越しの場合、これらの資材は引越し会社から提供されますが、単身パックの場合は資材の提供がない為、自分自身で用意しなくてはなりません。
一つのコンテナに荷物をすべて積み込むことができれば、非常に安く引越しができますが、
荷物が収まり切れずコンテナを追加する場合や、別途輸送サービスを利用する場合は、かえって通常引越より高くなってしまうというリスクがあります。
単身パックがおすすめな方
以下の方は、通常のお引っ越しより費用が安くなることが多いので、「単身パック」がお勧めです。
家具家電の荷物が少ない単身引っ越し
単身赴任
ウィークリーマンションといった家具付きの住居への引っ越し
シェアハウスへの引っ越し
「安く済ませたいから」と安易に単身パックを選択せず、
まずは自分の荷物量を把握し、自分に合っているサービスなのかしっかり確認しましょう！
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